立憲民主党の小西洋之参院議員は6日、参院予算委員会集中審議の質問冒頭、高市早苗首相の国会での質疑に対する姿勢をめぐり、「高市総理ほど、この(首相としての)責務をないがしろにしている総理はいない」と苦言を呈した。

与党の「数の力」による強行採決で26年度予算案が通過した衆議院と対照的に、参議院では少数与党となっている自民は、立民など野党と協議を続けながら審議時間の調整を行っている。11日以降に自然成立する予算案の参院での早期採決を求める自民に対し、立民は審議時間が例年と比べて不足しているとして、さらなる集中審議の開催を含めた質疑時間の十分な確保を求めており、与野党の調整が続いている。

小西氏は質問に入る前に、「参議院の予算委員会が始まり、集中審議は、事実上、今日が初回ということです」とした上で、「財政民主主義をしっかり守って、総理は血税で予算編成をされて、その予算編成方針、あるいはその前提にある総理としての国政の運営方針を、国権の最高機関である国会の場で堂々と我々野党の質問を受けるのが、日本国の総理大臣の憲法上の責務です」と主張した。

その上で、「高市総理ほど、この責務をないがしろにしている総理はいないと申し上げないといけない」と、首相の姿勢について指摘。「今日は大切な中東情勢などについて質問をさせていただきたい。質問通告はしっかりしているので、しっかりと答弁をお願いさせていただきたい」と述べて、質問に入った。