東武鉄道は9日、日立製作所と共同で取り組んでいる生体認証サービス「SAKULaLa(サクララ)」を活用したウォークスルー型顔認証改札を15日から東武東上線の池袋駅、上板橋駅で開始すると発表した。都内では初めての導入となる。
同社では昨年11月、東武宇都宮線の東武宇都宮駅から栃木駅まで全12駅で独立型のタブレットを用いた顔認証改札を初めて導入。今年5月には東武宇都宮駅でウォークスルー型顔認証改札を導入した。こうした先行施策を通し、実際の駅環境でシステムの安定性や運用ノウハウを蓄積した。これらの実績を踏まえ、1日約42万人が利用する東武鉄道最大のターミナルである池袋駅でも始めることとした。
今回の導入でICカードやスマホをタッチすることなく改札を通ることができる。小さな子どもを連れたり、大きな荷物を持つと言った移動時の負担軽減につながる。
このシステムは今年9月にまでに東武アーバンパークラインの千葉・船橋駅、同・馬込沢駅でも稼働させる。本年度中には、ICと併用できる顔認証改札機を開発して東武線の一部路線に血導入する。来年度以降は東武線内での設置箇所の拡大を図るほか、東武鉄道以外の鉄道事業者への導入拡大を目指す。

