中道改革連合は2日、公式サイトで、立憲民主党、公明党との3党合流を断念し、事実上の分裂となったことを念頭に、「ここから中道改革を再起動します」とする声明を公開した。

1月の衆院解散直前に結党した中道だが、小川淳也代表が8月31日、立憲民主党の水岡俊一代表、公明党の竹谷とし子代表と会談し、模索してきた3党の合流を見送ることを正式に確認。公明出身議員は中道を離脱する方向で調整に入っている。小川代表は「中道改革連合に集った仲間のみなさんが再起動していくための『新たな形態』を見いだしていきたい」と述べたが、「新たな形態」がどのようなものなのかは明言しなかった。

その後に公開された声明は、「中道改革連合の再起動にあたって」と題し、「中道勢力の結集を信じ、期待してくださった皆様の思いを考えると、本当に申し訳なく、残念でなりません」と謝罪。「ここから中道改革を再起動します」と宣言すると「一つの党という形だけにとらわれることなく、より多くの方々が中道改革の理念と志のもとに力を合わせることのできる、新たな形態へと歩みを進めてまいります」とした。

 

▼声明全文

中道改革連合の再起動にあたって

まず、2月の総選挙で中道改革連合に一票を託してくださった皆様、そしてクラウドファンディングや中道パートナーズをはじめ、さまざまな形で私たちを支え、今もなおご期待を寄せてくださっている多くの皆様に、心から感謝申し上げます。

今回、三党が一つになる形での合流には至りませんでした。中道勢力の結集を信じ、期待してくださった皆様の思いを考えると、本当に申し訳なく、残念でなりません。

だからこそ、皆様から託していただいた一票、一つひとつの思いを、ここで途切れさせるわけにはいかない。その責任を、私たちは強く胸に刻んでいます。

私たちが目指してきたものは、何ら変わりません。

一人ひとりの生活を強く、豊かにする。

国民の命と暮らしをど真ん中に据えた政治を実現する。

そのために、立場や出身政党の違いを越えて、中道改革の勢力をもっと大きくしていく。これが、私たちが中道に集った原点です。

三党が一つになれなかったからといって、これまでの歩みをここで終わらせてはなりません。

この間、ともに政策をつくり、ともに戦う中で築いてきた信頼とつながりは、かけがえのない財産です。

この財産を次の力に変え、ここから中道改革を再起動します。

一つの党という形だけにとらわれることなく、より多くの方々が中道改革の理念と志のもとに力を合わせることのできる、新たな形態へと歩みを進めてまいります。

その具体的なあり方については、改めて皆様にきちんとご説明してまいります。

どのような形になろうとも、中道勢力結集の軸は揺るがせません。国民のために一緒にできることは、これからも一緒にやる。そして、同じ志を持つ方々へ、その輪をさらに広げていく。

大切なのは、組織の形そのものではなく、その先にある中道改革の理念と志を、政治を動かす力として実現していくことです。

皆様から託された一票、託された思いを決して無駄にすることなく、中道改革の勢力をさらに大きくし、政権を担える大きな力へと育てていく。

中道改革の新たな歩みを、ここから始めます。

そして、その歩みと結果をもって、皆様の期待にお応えしてまいります。