埼玉県と静岡県のチームが交流するサッカーの「第63回リバーカップ争奪戦」(主催=入間・金子FCジュニアスポーツ少年団、後援=埼玉西部朝日会西武支部ほか)が3月31日、埼玉・入間の金子小で行われた。両県の交流は87年、静岡・浜名の選手が埼玉・入間に転居したのが始まり。入間川と天竜川の河川敷で行われたことからリバーカップと名付けられた。

今大会は埼玉の金子と高倉、静岡から浜名と中ノ町の計4チームが出場した。リーグ戦方式で各3試合を戦い、浜名が2大会連続23回目の優勝。浜名は3戦目、高倉との試合終了間際に宮沢吏玖斗(りくと=小6)が豪快なシュートを決めて1-0で3連勝。鈴木隆之コーチ(35)は「よく頑張った。子どもたちの大会にかける思いがどのチームよりも上回ったのでしょう」と振り返った。

全3試合無失点とゴールを守ったキーパー内山丈太郎(小6)が最優秀選手賞に輝いた。「すごくうれしい。絶対に点を入れさせない気持ちでした」と笑顔を見せた。次回は8月に静岡・浜松で開催予定。

成績は次の通り。【リバーカップ】<1>浜名3勝(勝ち点9)<2>金子1勝1敗1分(同4)<3>高倉1勝1敗1分(同4)<4>中ノ町3敗(同0)※2位と3位は総得点差による。Bチームで争うチャレンジカップは<1>金子<2>高倉<3>浜名