2019年12月21日、実践女子大学(東京都日野市、学長・城島栄一郎)で「ALL JISSEN FESTIVAL!」~東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて、オール実践で盛り上げよう!2019~が同大渋谷キャンパスで開催された。

第1部はワークショップや特別講演が行われ、続いて10月28日から始めた「使い捨てプラスチックを再生した表彰台プロジェクト」が終了し、12月21日に回収プラスチックの贈呈式が行われた。洗剤容器約400本相当、詰め替え用パウチ約1800枚相当が集まった。回収箱7箱分を集めた学生代表の井古田安曇さん(3年)が「私たちは東京2020大会において持続可能性の取り組みとして学生、生徒が集めた使用済み空き容器を贈呈します」と目録を読み上げ、手島浩二東京2020組織委員会総務局長へ手渡した。参加した学生は「オリンピックは無縁だと思っていたが、こうして参加出来るということに達成感を感じました」と充実した顔で話した。

深澤晶久同大オリンピック・パラリンピック連携事業推進室教授は「今回の企画を通して、学生や生徒が持続可能性ということを自分のこととして捉えてくれた。また、東京2020に向けての大学連携の1つの完成形になったと思います」。