3日、社会奉仕団体ライオンズクラブ「オリンピック・パラリンピック委員会(山浦晟暉委員長)」「同支援特別委員会(鈴木定光委員長)」の役員5人が、1月31日の記念モニュメント竣工式(しゅんこうしき)報告のため、東京オリンピック・パラリンピック担当の橋本聖子大臣を訪問した。

山浦委員長は、「会員の協力と支援を得て、誘致運動や記念モニュメントが完成した。大会の感動と絆で明るい将来になって欲しい、との願いからオリンピック・パラリンピックのエンブレムのデザインを野老朝雄氏にお願いした」と制作経緯を説明した。

鈴木委員長は「人々が違いを尊重し、多様性を認め天高く未来へと伸びて欲しい」と野老氏の願いを説明し、「モニュメント回りにはベンチを設置した。憩いの場になって欲しい」と報告した。

大臣は「パラ選手メダリストに100万円の報奨金、パラアスリートへの支援、障がい者対象の大会への招待などライオンズクラブの支援に感謝します。一緒にオリンピック・パラリンピックを成功させましょう」と会員の労をねぎらった。馳浩衆議院議員も同席した。

◆モニュメント(正式名称=HARMONIZED TOWER)東京・千駄ケ谷駅から1分の卓球会場にも予定されている東京体育館入り口にコールテン鋼で造られた高さ7メートル、幅3メートルの建造物。1月31日のモニュメント竣工式には、ライオンズクラブ識名安信理事長、野老朝雄氏、委員会委員が出席した。