最内枠のショウナンナデシコ(牝5、須貝)が好スタートから主導権を奪い、G1初挑戦初勝利を飾った。96年に交流重賞となってから、牝馬によるかしわ記念Vは史上初。道中は1番人気テイエムサウスダンにぴったりマークされる形だったが、直線で力強く振り切った。1馬身半差の完勝で重賞3連勝となった。勝ちタイムは1分38秒9。吉田隼騎手は「船橋のナイターは2回目なので落ち着いていた。スタートが抜群に速かったのでこれは(ハナに)行こうと思った。4角で並ばれて気持ちが切れそうになったけど、そこからしのぎ切ってくれました。これだけ深いダートで、がたいのいい牡馬相手に勝ってくれて本当に強かったです」と話した。

好位追走のソリストサンダーがサウスダンをかわして2着に浮上した。連覇を狙ったカジノフォンテンは4着に敗れた。

馬連(1)(2)は1610円、馬単(1)(2)は2510円、3連複(1)(2)(3)は840円、3連単(1)(2)(3)は5220円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)