90年有馬記念などG1を4勝したオグリキャップの最初の産駒オグリワンが5日、老衰のため死んだ。30歳だった。けい養(けいよう)先のスエトシ牧場(長野県佐久市)がSNSで発表した。

スエトシ牧場はツイッターを通して「先程、オグリキャップの最初の産駒オグリワンが老衰の為、永眠致しました。30歳5ヶ月でした。スエトシ牧場に来て22年です」(原文まま)とコメントした。

同馬は94年夏の小倉で武豊騎手を背にデビュー(4着)。2戦目で勝ち上がると、小倉3歳S(現小倉2歳S)2着、ききょうS1着など活躍。翌95年には、父が出走できなかった皐月賞(16着)、ダービー(17着)にも出走した。

JRAで17戦した後に名古屋、高知と地方競馬へ移籍。01年に現役を引退し、スエトシ牧場で余生を過ごしていた。通算成績は109戦7勝。