今週日曜の小倉メイン、サマーマイルシリーズ第2戦・中京記念(G3、芝1800メートル、24日)で、コルテジア(牡5、鈴木孝)が復活を目指す。

17年生まれのノースヒルズ軍団で、無敗3冠馬コントレイルと“同期”。ともに20年春のクラシック戦線を戦い、きさらぎ賞を制し、皐月賞は7着、ダービーは12着だった。

だが、その後に戦線離脱。「2度骨折したことにより、休養が長引いてしまった」と鈴木孝師は振り返る。

前走のエプソムCは約2年ぶりの実戦だったが、9着という着順以上に内容は良かった。「ラスト1ハロンでは、これはと思った」と師は評価する。

その後は順調に良化。「やはり実戦を使った効果は大きい。体も動きも良くなっている」と上積みは確実にある。

京都できさらぎ賞を勝ったように「平たんなコースは合う」と初の小倉は魅力。今度は上位争いが可能だ。