負傷により戦列を離れていた岩田望来騎手(22=藤原英)が21日、栗東トレセンで調教を再開した。

8月13日の小倉で、馬場入場の時に馬が転倒した際に負傷。左足の甲を2カ所、足の裏を1カ所骨折した。岩田望騎手は「改めてありがたいなという気持ちがあります。時間はかかりましたが、無事に復帰できて良かったです。(休養期間は)後ろを向いていても仕方ないですからね。いい休みになったと思います。競馬を見たり、ビデオを確認したり、普段乗っていたらわからない視点で競馬を見ることができました」と、休養中も学びを欠かさなかった。

今後については「自分の体と相談しながら、たくさんの騎乗依頼をいただけるよう、1頭1頭大事に乗って、それが大舞台につながっていけばと思います」。

今週末から早速レースに騎乗。菊花賞トライアルの神戸新聞杯でアスクワイルドモアに騎乗予定だ。