岩田望来騎手(22)騎乗の3番人気ヴァレーデラルナ(牝3、藤原英)が、重賞初挑戦でG1タイトルを奪取した。1勝クラスから破竹の4連勝で、ダート女王に輝いた。鞍上もダートグレード競走でG1を初めて勝ち、14年サンビスタなど計3回勝った父岩田康誠騎手との親子制覇を成し遂げた。

逃げたサルサディオーネの2番手。テリオスベルが勝負どころでまくって来ても慌てず、直線では坂下から先頭に立ち、2番人気グランブリッジの追い上げを首差退けた。勝ち時計は1分50秒1。

岩田望騎手は勝因を聞かれ「1コーナーまでのポジション取りだと思います」と分析。「ゲートをうまく切ってくれて2番手ぐらいでもいいなと。これだけのファンの前で勝ててうれしく思います。今後のヴァーレデラルナの活躍に期待してください」と喜び、パートナーのさらなる成長を願った。

1番人気ショウナンナデシコは3着に敗れた。

馬連(9)(12)1730円、馬単(12)(9)3630円、3連複(2)(9)(12)980円、3連単(12)(9)(2)1万570円。

(注=成績、払戻金などは必ず主催者発行のものと照合してください)