JRAは8日、令和5年度の新規調教師試験の合格者を発表した。美浦からは元JRA騎手の千葉直人助手(36=鈴木伸尋厩舎)や、森一誠(45=堀宣行厩舎)、矢嶋大樹(43=手塚貴久厩舎)助手の3人がトレーナーとして新たなスタートを切ることになった。

美浦広報会館で行われた会見には、千葉、森助手の2人が参加した(矢嶋助手は香港遠征のため欠席)。千葉助手は「騎手だった時から、自分だったらこういう調教、こういうレースを使いたいという思いがありました。スタッフが和気あいあいと楽しい雰囲気で仕事ができるような厩舎にしたいです」。

森助手は「堀厩舎の下で、モーリスやドゥラメンテなど世界で活躍した馬がいて、自分も調教師としてそういった馬を手掛けたいと思いました。スタッフと意見交換をして、風通しのいい厩舎にしたいです」とそれぞれ抱負を述べた。