根岸S覇者のレモンポップ(牡5、田中博)は新しくコンビを組む坂井騎手を背に美浦ウッドチップコースで追い切られた。ハウゼ(3歳1勝クラス)を追走し、直線は内から馬体を併せた。時計は6ハロン84秒3-ラスト11秒9。

坂井騎手は「イメージ通り、すごく乗りやすくて、いい馬でした。何度も同じレースに出ていますし、いい馬だなというイメージ。G1らしい、いいメンバーがそろったと思います。なんとか結果を残したいと思っています」と感触を語った。

田中博師は「1400メートルを走った後はダメージの残らない馬ですが、根岸Sのあとは2、3日疲労感があって、回復に努めました。先週末に坂路で時計を出して、いい動きだったと思います。(追い切りは)乗りやすいところを感じ取ってもらえたので、そんなに不安なく、レースに臨めるのではないかと思います。(人気を集めるが)支持を受けているのは感じていますので、頑張りたい。応援よろしくお願いします」と話した。