サウジアラビアで現役最後の騎乗を迎える福永祐一騎手(46)が25日、キングアブドゥルアジーズ競馬場でジョッキーとして最後の馬場チェックを終えた。

福永騎手は「(ダートコースは)調教で乗った時よりも含水量が多かった。少しフワッとした感じ。これから乾いてくると思うからどうなっていくか」と分析した。

日本では、競馬開催日に必ず馬場を歩いてチェックを行ってきた。騎手として最後のサウジでもルーティンを大切に、ラストライドに臨む。

1鞍目は、日本時間25日25時05分から行われる6Rサウジダービー(G3、ダート1600メートル)。エコロアレス(牡3、森)に騎乗する。

最後の騎乗となる2鞍目は、同25時45分発走の7Rリヤドダートスプリント(G3、ダート1200メートル)。リメイク(牡4、新谷)で有終Vに挑む。

なお、サウジ国際競走はグリーンチャンネルで、25日午後11時から26日午前3時までテレビ中継が行われる。