15日の船橋競馬で第68回ダイオライト記念(Jpn2、2400メートル)が行われる。中央、地方の猛者が集い、今年も熱戦が繰り広げられそうだ。注目はJRAメイショウフンジン(牡5、西園正)。初参戦となる船橋でタイトルを狙う。

じっくりと成長を遂げ、近2戦の連勝に本格化ムードが漂う。競り合いとなった2走前は内から盛り返し、前走は主導権を握っての逃げ切り。ともに首差と差はわずかだったが、そこに勝負強さ、粘り強さが見て取れる。これまで重賞は昨夏のマーキュリーC7着、秋のみやこS8着。当時は遠かったタイトルも、さらに力をつけた今なら視界に入ってくる。長めの距離をこなし、初の2400メートルも対応可能なイメージ。前々で展開して持ち味を発揮しそうだ。

重賞2勝のペイシャエスも主力の1頭となりそう。ジャパンダートダービー2着、JBCクラシック3着などJpn1でも大健闘。前走の川崎記念こそ7着だが、巻き返すだけの力は十分にある。あらゆるコースに対応し船橋も経験済みだ。テリオスベルはダートグレード戦線を歩む6歳牝馬。当地はクイーン賞制覇の実績がある。