リバティアイランド(中内田)が6馬身差の圧勝で樫の女王に輝いた。勝ちタイムは2分23秒1。桜花賞&オークスの2冠制覇は昨年のスターズオンアースに続く2年連続17頭目。川田将雅騎手(37)は12年ジェンティルドンナ以来2度目、中内田充正調教師(44)は初のオークス制覇となった。

表彰式後、ウイナーズサークルの場内インタビューに立った川田騎手は「この馬らしく走ることができて、ホッとしております。桜花賞を使ったことにより、そして、東京へ輸送したことにより、いつもよりはテンションが上がり気味の競馬前だったので、道中も少し力みながらではありましたし、2400メートルも初めてですし、そのへんをケアしながら道中は乗ってきました。とてもいい動きができていたので、今後のためにも少ししっかりと動かして、先々の戦いのためにと準備をしたつもりです。まずは僕が共同記者会見などで話をさせていただいた、ゲートが切れるまで2秒ほど我慢していただきたい、というお願いをみなさんしっかり聞いていただきまして、その結果、全馬無事にスタートを切ることができたことをとてもありがたく思います。なので、これからもこの2秒、我慢していただいて、今日と同じような感じで、楽しんでいただけたら、本当に無事に競馬が施行される可能性が高くなりますので、これからもよろしくお願いします。そして、リバティ自身、とても素晴らしい走りで皆さまの期待に応え、2冠馬となってくれましたので、この先また無事に競馬場に連れてきて、皆さんの目の前でこの馬らしい走りができるように準備をしていきたいとまた思いますので、これからもこの馬を楽しみに待っていただけたら、と思います」と話した。

2着にはハーパー、3着にはドゥーラが入った。

馬連(5)(12)590円、馬単(5)(12)680円、3連複(5)(12)(13)1万6840円、3連単(5)(12)(13)3万4140円。

(注=成績、払戻金などは、必ず主催者発表のものと照合してください)