重賞初参戦だったJRAのパライバトルマリン(林)が南関東牝馬クラシック最終戦を制した。逃げるフェブランシェを見ながら2番手を追走。2周目4角で並びかけるとそのまま抜け出して、しぶとく押し切った。勝ちタイムは2分20秒4。JRA勢はこのレース11年連続の優勝となった。

戸崎騎手は「いいスタートを切ってくれて、いいリズムで走ってくれました。追い切りに乗って少し距離に不安がある印象だったが、道中すごくゆったり走ってくれました。思った以上に上手に走ってくれました。先頭に立って少しふわっとするようなところがありましたが、追い出したら反応してくれました」と笑顔で話した。

直線で最内に進路を取ったクレメダンジュが1馬身差の2着。1番人気メイショウオーロラが3着に入った。