オークス(G1、芝2400メートル、19日=東京)の枠順が16日、確定した。桜花賞13着から反撃に出るチェルヴィニア(木村)はクリストフ・ルメール騎手(44)とのコンビが復活する。武豊騎手と並び現役最多3勝を挙げる“オークス男”。3月ドバイでの落馬負傷で乗れなかった前走の分も今回へかける思いは強い。
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名手の選択が馬券の鍵? オークス3勝のクリストフ・ルメール騎手は桜花賞13着馬チェルヴィニアの騎乗を選んだ。ルメール騎手は「全部は乗れないから。この馬でクラシック、と思っていた。阪神JFの時点でもチェルヴィニアへの気持ちは変わらなかった。トップコンディションなら戦えると思っていました」と素質にほれ込んでいる。
阪神JFで後の桜花賞馬ステレンボッシュを2着に導いておきながら、アルテミスSで勝利した同馬とのコンビ継続。前走で大敗していようが、自身の感性を信じた。桜花賞はドバイ遠征時の落馬負傷療養中でもあり、ターフ外でレースを見届けた。「休み明け、18番枠。一番外を回って大変な競馬でした」。自分の腕で逆転を狙う、強い決意をにじませた。
今月5日に復帰後、NHKマイルCアスコリピチェーノ、ヴィクトリアMフィアスプライドで連続2着。鞍上の完全復活は近い。ルメール騎手は「アルテミスSは楽勝。瞬発力が良かったし、強さを見せてくれましたから。デビュー戦から乗っていて大好きな馬。ミドルポジションで走れれば、最後はいい脚を見せてくれる」とイメージをふくらませる。17年ソウルスターリング、18年アーモンドアイ、22年スターズオンアースに続く4度目の樫制覇へ。一変ムードを漂わせた。

