船橋競馬の左海誠二調教師が20日に急死した。48歳。この日、千葉県調教師会がSNSで明らかにした。詳細は後日、発表される。

左海調教師は1993年4月に船橋競馬所属の騎手としてデビュー。地方通算1万5875戦2176勝を挙げた。東京ダービーを13年インサイドザパーク、21年アランバローズで2勝。マキバスナイパーでは00、02年浦和記念、02年日本テレビ盃を制するなど地方重賞63勝。JRAでも9勝をマークし、02年フローラS(ニシノハナグルマ)、02年ユニコーンS(ヒミツヘイキ)、03年アイビスSD(イルバチオ)で重賞を3勝して大きな功績を残した。

昨年11月に調教師免許試験に合格したことで騎手を引退し、12月1日付で調教師に転身した。今年5月24日に船橋競馬場に厩舎を開業。6月19日に初出走、7月21日の船橋4R(ニシノサキュバス)で初勝利を挙げたばかりだった。通算成績は25戦2勝。