1番人気キングズレイン(牡3、手塚)は5着に終わった。4年ぶりの3歳馬参戦、3勝クラス所属の格上挑戦でありながら、道中は中団前めを追走。正攻法の立ち回りで2周目の直線を迎えたが、最後は脚色が鈍った。

緩急のついた展開で最後は上がり勝負。極端なレースに翻弄(ほんろう)された。手塚師は「難しい展開になりましたね。最後は苦しくなった。経験の少ない中でもあったし、来年以降戦歴を積んでいけば大丈夫だと思うけど、3歳のこの時点では長かったですね。でも、ステイヤーはステイヤー。(長距離路線で)通用しない馬だとは思っていない」とリベンジを誓った。