昨年に続き香港国際競走の取材のためはるばる香港にやってきました。冬本番の日本とは異なり、一日中20度前後で過ごしやすさは抜群。海も夜景も街並みもきらびやかで、現地にいるだけで心が弾みます。

今朝はシャティン競馬場で日本馬の最終追い切りを中心に取材しました。まず初めに感じたのが、芝のきれいさ。踏み締めた感触も昨年よりやや硬く感じられました。シャフリヤールの追い切りを見届けた藤原英師に馬場の印象を聞くと、「馬場は良さそうだよ。クッションがあって走りやすそう。シャフリヤールものびのびと走れていた」と好印象でした。今朝は8頭の日本馬が芝コースで追い切りを行いましたが、馬場に脚を取られることなく、のびのびと走れていた馬が多かったように感じました。スピード勝負の高速決着は日本馬の望むところ。レースのある日曜まで、馬場の変化はしっかり観察したいと思います。

今朝の調教には世界のA・オブライエン調教師が、管理馬の様子を見届けに来ていました。やはり生で見るとすごく雰囲気がある方でした。香港カップにメンバー中レーティングトップタイの123をマークするルクセンブルク(牡4)をはじめ、香港国際競走に計4頭を出走させる予定です。同馬について師は「素晴らしいことになるだろう。彼が適切かつ順調なことを願っているし、世界中の2000メートルのレースで期待できるようになることを願っている。とても楽しみにしている」と話していました。

師となじみのある記者の方によると週の初めから香港でこうして調教に赴くことはなかなかレアケースなんだとか。力の入りようが伝わってきます。精鋭日本馬たちとどんなレースを繰り広げてくれるのか。皆さんも週末まで、じっくり予想を楽しんでください。【井上力心】