有馬記念(G1、芝2500メートル、24日=中山)の公開枠順抽選会が21日に行われ、各馬の枠順が確定した。

ラストランを迎えるタイトルホルダー(牡5)。管理する栗田師は4番という結果を受けてネクタイを触った。「内がいいと思って、最初は2枠の黒ネクタイをしようと思っていたけど、それだと暗くなるから。赤枠より内という意味で、ワインレッドのネクタイをしてきた」と大役を果たし安堵(あんど)の表情。同馬番は06年ディープインパクト、14年ジェンティルドンナなどがラストランを勝利で飾った縁起のいい番号だ。栗田師は「内がいいというのは皆さん同じですね。あとはジョッキーが出た枠でやってくれると思う。これまでいろいろありました。さみしくもある。1週間が早かったですね」と最終戦を前に思い残したことはない。