7番人気のショウナンラプンタ(牡、高野)が2着に食い込み、ダービーへの切符をつかんだ。

15番枠から中団待機。じっくりと道中を過ごして直線を向くと、外からじわじわと脚を伸ばす。ゴール前で内のシュガークンに馬体を寄せたが、頭差届かなかった。

鞍上の鮫島駿騎手は開口一番「あそこまでいったら勝ちたかったですね…」と悔しそうな表情。「まだ自分を制御できない部分があって、厩舎サイドと一丸となって取り組んでいますが、まだ半信半疑なところはありました。それでも最低限ダービーの権利を取りたいとは思っていましたが、この差ならどうにかしたかったです」と唇をかんだ。

高野師は「競馬で走ることが難しい馬ですが、ジョッキー、牧場サイドが何度も駆けつけてくれて上手に走れるように取り組んでいるところ。今日を見ても力みを感じますが、常識に入りつつあるなと感じました。ポテンシャルでここまで走ってくれているので、ダービーではより上手に、ジョッキーが安心して乗れるようにしたいです」とリベンジを誓った。