昨年末(12月)の香港国際競走を現地で取材し、地元馬の強さを肌で感じました。好メンバーがそろいましたが、日本勢も強力です。最後の最後まで日曜の競馬を楽しみましょう。

 

<シャティン5R・チェアマンズスプリントプライズ>

 

◎カリフォルニアスパングル

○マッドクール

▲ビクターザウィナー

☆インビンシブルセージ

 

注目は◎カリフォルニアスパングル。初めて生で見た一昨年の香港マイル、ゴールデンシックスティを破ったときの強さが印象深い。一時調子を落としたが、距離を短縮したここ2戦がこの馬本来の走りだと思っている。海外初遠征の香港スプリントは残念な結果に終わったが、高松宮記念覇者○マッドクールは今回が2度目の香港。能力を発揮できれば、もちろんスピードは通用する。しぶとい▲ビクターザウイナー、前走ラッキースワイネスと僅差2着の☆インビンシブルセージも怖い。単勝(1)と馬連(1)(2)(3)(5)(8)(6)へ。

 

<シャティン7R・チャンピオンズマイル>

 

◎ゴールデンシックスティ

○ヴォイッジバブル

▲ギャラクシーパッチ

☆エルトンバローズ

 

昨年の香港取材で最も強烈なインパクトを残してくれたのが、香港マイルを勝った◎ゴールデンシックスティだった。仕掛けられてからの反応の鋭さは8歳馬とは思えぬほどに俊敏で、信じられないほどに強かった。この馬を巡る争いになるのは間違いない。対抗は○ヴォイッジバブル。前走ドバイターフはまさかの13着だったが、2走前の香港GCではロマンチックウォリアーとタイム差なしの2着に善戦。香港マイルでもゴールデンシックスティに食らい付いたのがこの馬だった。日本勢ではマイルに短縮し、現地でも雰囲気がいい☆エルトンバローズに期待。馬単(1)から(2)(9)(8)(3)(4)へ。

 

<シャティン8R・クイーンエリザベス2世C>

 

◎プログノーシス

○ロマンチックウォリアー

▲ノースブリッジ

☆ドバイオナー

 

◎プログノージスのG1初制覇だ。前走の金鯱賞は完調手前でありながら5馬身差の快勝で菊花賞馬ドゥレッツァを完封した。昨年香港Cでも調教でのきれいな走りを見て、海外の記者から高い評価を受けていた馬だ。○ロマンチックウォリアーは強敵だが、昨年の香港カップは辛勝。一昨年の香港カップ制覇時ほどのインパクトは感じなかった。今回は同馬が外枠に入り、付け入る隙があるのではないか。▲ノースブリッジは前走終始掛かり通しながら大崩れせず4着と着実に力は付けている。先行有利の流れなら浮上する。英国の実力馬☆ドバイオナーも圏内。単勝(4)と馬連(4)から(1)(9)(2)(3)(11)へ。