まさかの15着に敗れた菊花賞馬ドゥレッツァ(牡4、尾関)は「軽度の熱中症の疑いがある」とされた。所有するキャロットクラブが、レース後に公式サイトで明らかにした。

積極的なレース運びで先行集団から運んだが、3コーナー手前から手応えが悪くなり、馬群に沈んだ。レース直後の尾関師も「何ともなければいいんですが…」と心配していた。

キャロットクラブの公式サイトによると、京都競馬場内の馬房に戻ってから腹で息をするなど、熱中症のような息遣いが見られたという。幸いにも自力で歩行でき、軽度とみられる。

気象庁によると、この日の京都市は気温30度を超える真夏日となっていた。