強敵撃破! 5番人気のヨーホーレイク(牡7、友道)が、昨年6月鳴尾記念以来の重賞3勝目を挙げた。工夫した馬具の効果で課題の折り合い面が改善し、直線の脚につながった。屈腱炎による長期休養も乗り越え、7歳でも充実の春へ視界は良好。今後は脚元の様子を見ながら、4月6日阪神の大阪杯(G1、芝2000メートル)を目指す。単勝1・8倍の1番人気チェルヴィニア(牝4、木村)は9着に敗れた。
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歓声とどよめきが入り交じる最後の直線。伸びあぐねる4歳牝馬チェルヴィニアを尻目に、好位の内から脚を伸ばしたのは7歳馬ヨーホーレイクだった。白帽をかぶった岩田望騎手のアクションに応え、他馬が苦労したやや重の馬場もものともしなかった。左手でガッツポーズを作った鞍上は「強かったです。今日は内の馬場も良く、枠も内だったので決め打ちで乗りました」と笑顔で振り返った。
課題克服が勝利を呼び寄せた。レースにいくと力んで折り合いに不安を見せるこれまでだったが、今回はハミをチェンジ。その効果で操縦性に進境がうかがえた。岩田望騎手が「折り合いがついて、いいポジションで競馬できたことが勝因」と話せば、見守った安田助手も「今日は馬の後ろにつけられたのが大きい。その分でリラックスできたことがしまいの脚に生きた」。陣営の策が見事にハマった。
ホープフルS3着など、若くから活躍が期待された逸材。しかし、4歳1月からは屈腱炎で約2年2カ月の長期休養を余儀なくされた。それでも、不屈の精神と厩舎の献身的なケアで、復帰後では昨年鳴尾記念に続く重賞タイトル獲得となった。キャリアはまだ12戦。フレッシュさでは若馬にも負けない。
遠征中のカタールから見届けた友道師は「デビューから期待していた馬だし、力はある。脚元が無事なら、大阪杯を目指したい。故障を乗り越えて頑張ってくれているし、何とかG1タイトルを取らせてあげたい」とさらなる期待を込める。7歳でも今が旬。次は悲願のビッグタイトルを奪取だ。【奥田隼人】
◆ヨーホーレイク ▽父 ディープインパクト▽母 クロウキャニオン(フレンチデピュティ)▽牡7▽馬主 金子真人ホールディングス(株)▽調教師 友道康夫(栗東)▽生産者 ノーザンファーム(北海道安平町)▽戦績 12戦5勝▽総獲得賞金 2億5421万3000円▽主な勝ち鞍 22年日経新春杯(G2)24年鳴尾記念(G3)▽馬名の由来 カナディアンロッキーの湖

