世代のトップを決めるダービー(G1、芝2400メートル、6月1日=東京)へ向けた日曜追い切りが25日、東西トレセンで行われた。

皐月賞13着のニシノエージェントは開門直後の朝4時半に坂路へ。雨で重い馬場を苦にせず、4ハロン56秒8-12秒2(馬なり)と切れのある動きを見せた。千葉師は「この馬場でもビュッと動いてくる瞬発力の良さはすごいなと改めて思います」と目を細めた。3カ月の休み明けとなった前走は前走比マイナス2キロで出走。師は「皐月賞の時はしっかりめに作ったので細身の感じではありましたけど、今回は2400メートルを走るので、ちょっとふっくらとゆったりめに作っています。プラス4から6キロくらいで出せれば」と“ダービー仕様”の仕上げを施した。

また開業2年目でダービー初挑戦の師は、名馬のリベンジにも燃えている。この道を志したきっかけは皐月賞、菊花賞の2冠馬セイウンスカイの存在。99年札幌記念を現地観戦し、腹を決めた。「西山オーナーのセイウンスカイを札幌競馬場で見て、実際にこの世界に入りたいなと思わせてくれました。ダービーだけ取れていないので、西山オーナーのためにも、あと1冠空いた穴を僕の手で埋めてあげたいなと思っています」と力を込めた。