中東情勢悪化でドバイ遠征を見送ったジャンタルマンタル(牡5、高野)について、管理する高野友和調教師(50)が5日朝に栗東トレセンで取材に応じた。
「馬はもちろんスタッフの安全が完全に担保できない状況で、そこへ送り出す指示をすることはできないですよね。戦争になって無法地帯になってしまうと、何が起きるか分かりませんから。レースは他にもありますし。(オーナー側と)慎重な判断をしました。競馬は平和でやるものですから」と思いを語った。
マイルG1・4勝を挙げて昨年の最優秀マイラーにも選ばれたジャンタルマンタルは、当初の予定ではドバイターフ(G1、芝1800メートル、28日=メイダン)を目指していた。前日4日にオーナーの社台レースホースが公式サイトで遠征見送りを発表。今後は4月26日シャティンの香港チャンピオンズマイル(G1、芝1600メートル)に登録して、他のレースも含め検討していくという。すでに栗東で調整されていたが、近日中に宮城県の社台ファーム山元へ放牧される見通しとなっている。

