絶対王者が殿堂入りだ。JRAは15日、中央競馬の発展に特に貢献があった馬をたたえる26年度の顕彰馬記者投票の結果を発表し、オジュウチョウサン(牡15)が史上39頭目の顕彰馬に選定された。157票中136票で得票率は86・6%だった。

資格3年目での選出で、障害競走の馬では1985年(昭和60)のグランドマーチス以来2頭目の快挙となった。障害通算32戦18勝(ほかに平地で8戦2勝)。

2016年の中山グランドジャンプで障害G1初制覇を遂げると、快進撃がスタート。年に2回のみの障害G1を9勝し「絶対王者」と呼ばれた。2022年中山大障害6着を最後に引退し、現在は北海道日高町のヴェルサイユリゾートファームで種牡馬生活を送っている。

◆オジュウチョウサン▽父 ステイゴールド▽母 シャドウシルエット(シンボリクリスエス)▽牡11▽馬主 (株)チョウサン▽調教師 和田正一郎(美浦)▽生産者 坂東牧場(北海道平取町)▽戦績 40戦20勝(うち平地8戦2勝)▽総収得賞金 9億4137万7000円(うち平地2592万円)▽主な勝ち鞍 2016~20年、2022年中山グランドJ(J・G1)2016、2017、2021年中山大障害(J・G1)、2016、2017年東京ハイジャンプ(J・G2)、2017、2019、2020年阪神スプリングJ(J・G2)、2016年東京ジャンプS(J・G3)▽馬名の由来 家族名より+冠名

◆選定基準 1984年から制度化され、1999年までは顕彰馬選考委員会の審議により選定。同年以降は報道関係者の投票で決まる。記名投票(最大4頭)で投票者数(今年は157人)の4分の3以上(同118票以上)の票を得た馬が選定される。今年は2005年4月1日~2025年3月31日に中央競馬の競走馬登録を抹消された馬が対象で、現役馬および競走馬登録抹消1年未満の馬は選考対象外。