17、18年の凱旋門賞連覇、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS3勝など、G1・11勝を挙げた英国の歴史的名牝エネイブル(牝12)の子が初めてレースに出走し、見事初勝利を挙げた。

大種牡馬ドバウィを父に持つエントラスト(牡2、J&T・ゴスデン)が23日のドンカスター競馬場(英国)で芝1600メートル(10頭立て)のレースに出走。コリン・キーン騎手を背に2着に2馬身4分の3差をつける勝利をおさめた。

エントラストは母と同じジャドモントファームの自家生産馬で、母と同じゴスデン厩舎に所属。レーシングポスト電子版は「母ゆずりの才能か。エネイブルの子がデビュー戦を勝利し、来年の英ダービーへ(ブックメーカーの前売りで)21倍のオッズがついた」という見出しでこの勝利を伝えている。

エントラストはエネイブルの3番子。レーシングポスト電子版によると、20年秋に現役を引退した母の初子のエンコンパス(牡4、父キングマン)は未出走のまま、キプロスで種牡馬入り。2番子エンヴィサージュ(牝3、父ドバウィ)も未出走で、エントラストがエネイブルの子の初出走だった。

ジャドモントの主戦を務めるキーン騎手は「周囲をキョロキョロと見ながら走っていたくらいですから、今後まだまだ伸びしろがあるはずです。すごく動きのいい馬ですし、(この日は不良馬場だったが)もっと馬場状態がいい方が合うかもしれません。素質を感じさせる一頭です。良血馬ですし、まずは最初の関門をしっかりとクリアしてくれました」とコメントしている。