4R地区対抗予選に出走した地元S級の松本康(47=伊勢崎)は、1周目で3番手の好ポジションを奪ったが3着に終わった。

「なんだか、滑って思うように進まなかった…タイヤなのかエンジンなのか、自分の調整する力が足りないですね」と、苦笑いしていた。「基本的には、いいところにあると思います。日本選手権も見据えてヘッド交換するか考えているけど、現時点ではセッティングで対応したい。エンジンのおかげで、スタートも伸びてくれます」。最近の趣味を聞かれると「コーヒー作り! 焙煎機を買うぐらい、はまっています。レース場でも作ります」と即答。続けてマシンの調整と、どちらが難しいかと問われ「両方とも難易度は高いです」と笑った。長野県出身で無農薬にも関心があり、「米を作っている兄を手伝ったり、地元の友達と野菜を育てたりしています。無農薬なので草刈りなど大変だけど、そのぶん充実感はあります」。2児の父親として、オートレース選手と農家など多忙な日々を過ごしている。本題に話が戻ると「全体的に悪くないので、どこまで調整で上積みできるか。もちろん今節も頑張るけど、そろそろ念願のSG初優出を決めて師匠にいい報告がしたいです」。しみじみと語った。昨年11月に志半ばでこの世を去った、師匠の伊藤正司さんに願いを込めて、常に全力疾走で駆け抜ける。