日本一周の相棒となるE-Bike、ヤマハのYPJ-TCが手元に届きましたー! どんなE-Bikeなのか、詳しくご紹介します。


日本一周で使用するヤマハ発動機YPJ-TCはオールラウンド対応のモデル
日本一周で使用するヤマハ発動機YPJ-TCはオールラウンド対応のモデル

改めてE-Bikeとは電動アシスト機能の付いたスポーツ自転車のこと。TCはモーターをクランク軸に搭載するミッドドライブ式のモデルで、バッテリーはダウンチューブに外付けされています。ちなみに搭載しているリチュウムイオンバッテリーは大容量で、「スタンダード」のアシストモードで1充電当たり112kmの走行が可能(道路状況や走り方、車載重量などによって変わる)。ロングツーリング向きのモデル。


大容量のバッテリーがロングツーリングを実現させてくれる
大容量のバッテリーがロングツーリングを実現させてくれる

スタイルはクロスバイクとマウンテンバイクの間ぐらい。ハンドルはフラットバーで幅は590mmと一般的なサイズ。これまで乗っていたドロップハンドル車に比べると上半身が立ち気味になるため視界は広くなり、体勢もラクになった。悪路走行も幅の広いフラットハンドルの方がコントロールしやすく安定感がある。

もうひとつの大きな特徴がフロントサスペンション。日本一周ではさまざまな路面状況があり、段差を越えることも多い。そんなときのショックを吸収してくれるフロントサスペンションが付いているのはうれしい。


雨の日の走行を考えるとフェンダーは必需アイテム
雨の日の走行を考えるとフェンダーは必需アイテム

とにかくロングツーリングの必需パーツが充実しているのがTC。通常のスポーツバイクやE-Bikeに付いていない前後フェンダー(泥除け)が標準装備、サイドバック等荷物を載せるリアキャリアも付いている。さらにどんな場所でも安定駐車できるサイドスタンドも装備、バッテリー供給式のヘッドライトとテールランプまで付いているのだから、これはまさにツーリングバイクなのだ。


この車両にフロントバックとリアサイドバックを装着。さらにサイクルトレーラーをつないで走ることになる。総重量はかなり重くなるので、バッテリーの消耗がどれくらいになるのか? スペアの交換バッテリーは必要か? その辺の見極めも出発前にしておきたいと思う。【藤原かんいち】


この装備でサイクルトレーラーを引くのでかなり重装備になる
この装備でサイクルトレーラーを引くのでかなり重装備になる