スタートが目前となった「E-Bike日本縦断3500キロ」、今回は使用する車両と装備品などをご紹介します。


このスタイルで日本縦断にチャレンジします!
このスタイルで日本縦断にチャレンジします!

E-Bikeは3月に発売された、ヤマハ発動機のWABASH RTを使うことになりました。選んだ理由は大きく3つあります。


電動アシスト自転車のパイオニア、ヤマハ発動機が作った最新E-Bike「WABASH-RT」
電動アシスト自転車のパイオニア、ヤマハ発動機が作った最新E-Bike「WABASH-RT」

1)500Whクラスの大容量バッテリー

日本縦断のような長丁場を走り続けるためには、長距離をアシストしてくれる容量の大きいバッテリーが必要になるその点WABASH RTは36V-13.1Ahと大型。さらに最も強力なハイモードで85kmをアシスト、エコモードなら137kmのアシストが可能。もちろん路面によって距離は変わってくるが、このアドバンテージは大きい。それでも道中の電池切れは怖いので、日本縦断では予備バッテリーを1本持参。1日2本使える、万全の体制で挑む。


バッテリーがフレームインになったことで外観もスッキリした
バッテリーがフレームインになったことで外観もスッキリした

2)グラベルスタイル

グラベルgravelとは日本語で「砂利」という意味。舗装からダートまで路面を選ばずオールラウンドに走れる車種のことで、日本縦断にピッタリ。今回の旅は舗装路が中心だが、歩道の段差もあるし荒れた山道も走る、さらに日本一長いダートの林道もある。どんな走りを見せてくれるのか僕自身も楽しみ。またWABASH RTの特長として、さまざまなポジション取りが可能で、さらにダートでもコントロールしやすいフレアー型ドロップハンドル。荒地でのグリップ力を保ちながら、オンロードでも快適な700×45Cサイズのワイドタイヤがある。これまで乗っていたYPJ-TCにはなかった違う特徴なので期待している


多彩なポジションとコントロールのしやすさが特徴のフレアー型ドロップハンドル
多彩なポジションとコントロールのしやすさが特徴のフレアー型ドロップハンドル

3)ツーリング用アクセサリーの拡張性

必然的に荷物の量が多くなる日本縦断ではバッグ類をどこにどう積載するか、重要なポイントになる。普通のロードバイクはボトルゲージマウント程度だが、WABASH RTはさらにフロントフォークマウント、前後にキャリア用マウント、キックスタンド用マウントなど、多くのダボ穴を備えている。ツーリングバイクとしてこれは大きな利点。今回の旅ではサイドバッグ用にリアキャリア、駐車時に便利なキックスタンド、水分補給用にボトルゲージなどを取り付けた。


サイドバッグが装着できるように大型のリアキャリアを取り付けた
サイドバッグが装着できるように大型のリアキャリアを取り付けた

さらにWABASH RTの特長として、フレームに内蔵された脱着可能なバッテリーを採用。さらに自動的にアシストのモードを切り替えてくれる「オートマチックアシストモード」。レバー操作で乗車したたまシート高を調整できる「サスペンション付き、ドロッパーシートポスト」など最先端の技術を凝縮。まさに最新スタイルのE-Bikeなのである。


走行モード、スピードメーター、トリップメーター、バッテリー残量などが一目で確認できる多機能メーター
走行モード、スピードメーター、トリップメーター、バッテリー残量などが一目で確認できる多機能メーター

日本縦断スタイル

自動車などと違って自転車は荷物を積載できるスペースに限りがある、また疲労度に直結する荷物の重量もできる限り抑えたいところ。そこでまず、ハンドルの前に容量調整のできる防水バッグを装着。ここには濡らしたくない撮影関係(スマホやGOPRO、マウント類)と貴重品、工具、サングラス、タオルなどのアイテムを収納。リアには大型キャリアを取り付け、両側にワンタッチで脱着可能な防水性バッグを装着。この中に濡らしたくない衣類、シュラフ、予備バッテリー、充電器、日用品などを収めようと思っている。ここではリアキャリアの上にテントとスリーピングマットを積載しているが、これだと重量オーバーになりそうなので、荷物の一部は同行カメラマンのオートバイに積載してもらおうと考えている。


荷物の積載は安定している。持って行きたいものはたくさんあるが、できる限り荷物は軽量化するつもり
荷物の積載は安定している。持って行きたいものはたくさんあるが、できる限り荷物は軽量化するつもり

ウエア

ウエアはカジュアルで動きやすい大人のサイクルウエアを提供するブランド「ステムデザイン」をチョイスした。トップスはドライサイクルロングスリーブTシャツ、パンツはペダリングショーツを着用する。


ヘルメット

日差しから目も守るバイザー付きで、後頭部までしっかりガードされている「オージーケーカブト」のMTB系のヘルメットを着用。色黒で顔立ちも濃いので、頭部くらいは爽やかにと思いブルーにした(笑)


自転車旅は上りと下り体感温度が大きく変わるので、ウエア選びは重要
自転車旅は上りと下り体感温度が大きく変わるので、ウエア選びは重要

ただいまCAMPFIREのサイトでクラウドファンディングを実施中♪ タイトルは「アラカン旅行家のチャレンジ!『E-Bikeで30日間日本縦断』の感動を共有したい」です。カテゴリーは「チャレンジ」。「日本縦断」「E-Bike」「藤原かんいち」等で検索してください。応援のほど、よろしくお願いいたします。【藤原かんいち】