後志管内積丹方面がサクラマスのシーズンを迎えた。13日に神恵内村川白沖に出掛け、0・6~1・2キロの小型中心に1人15~25匹と数釣りを楽しんだ。

 午前7時、神恵内村川白漁港から高栄丸(高田船長、【電話】0135・77・6200)に4人が乗船し、10分ほどの前浜に向かった。マス用仕掛けにバケ500グラム、シャクリを使用した。水深は30~40メートル。

 雪、風は強く、波1・5~2メートル。早朝のタナは5~10メートルと浅かったが、午前10時頃からは10~15メートルで釣れるようになった。ここ数年はサクラマス狙いでホッケが付くことはほとんどなかったが、この日は小型~中型がよく交じった。竿(さお)を数回振っただけでリリースサイズが針数が掛かる程で迷惑千万。今回を見る限り、ホッケは回復しているようで、午前11時30分の沖上がりまで33~42センチが1人40~50匹だった。

 そうした中、サクラマスも上々の釣果となった。後半になるとホッケが薄くなったこともあり、サクラマスがダブルで上がることも何度かあった。回遊次第ではタナに合わせただけで良く、バケでもシャクリでも釣れた。高田船長は「サクラマスの好調は続き、徐々に型も大きくなってゆくはず」と話しており、今後の本番が楽しみだ。【リポーター・竹鼻雅己=64】