千葉・相浜「松丸」(西藤裕船長=61)で、大型マダイが釣れ続けている。5月13日の5・6キロを皮切りに、16日には7・85キロが出現。23日8・2キロ、27日8・6キロとどんどん型が増大していた。同船は第2・4水曜日が定休日だが、出船すれば大型マダイが釣れる状態。直近をみても30、31日にそれぞれ6・5キロ、6月1日に4・8キロ、2日に5・6キロで、今日3日は7キロが出ている。

「今年はすごい。でも、何年か周期でこういうこともある。10年とまではいかないけど、5年に1回かな」と西藤船長。同船は朝シマアジを狙い、その後マダイを狙うリレー船。「シマアジが釣れた方がお客さんは喜ぶ。中には『な~んだマダイか』というお客さんもいますから」と笑った。

釣り上げるマダイが黒みを帯びていることから、ノッコミ中であることが分かる。このノッコミはいつまで続くのだろうか。西藤船長の読みは「コマセで集めているから居ついて欲しいけど、あと1週間から10日くらいかな」。大型マダイにサオを絞らせるなら、あと10日ほどが勝負となりそうだ。シマアジと大型マダイのダブルゲットも夢ではない。