18~19日、利尻島に出掛け、離島での釣行に臨んだ。午後4時に島に到着すると、さっそく鴛泊漁港に入釣した。好天に恵まれ波も穏やか。様子を見るため、イソメとイカゴロを餌に1投目。するとすぐに竿先が揺れた。引き上げると、いきなり50センチのカジカが。本道とは比べものにならない魚体に驚いた。

夕まづめに入っても、竿は引きっぱなし。35~40センチのマガレイが立て続けに8匹。カツオとイカを餌に投げ込むと、今度は46センチのマゾイ、続いて30~40センチのシマゾイがおもしろいように釣れ始めた。暗くなったところでアタリが止まり、強風が吹き始めたため、安全な場所に移動し朝を待った。

朝まづめの時間を迎え、遠投気味に投げ始めた。アタリで竿先が何度か引いた後、道糸がふける。糸ふけを巻き取り竿先が刺さり込んだ瞬間に巻き上げると、46センチのクロガシラ、そして30~45センチ級のクロガシラが続いた。帰りのフェリーの時間が迫り、後ろ髪を引かれる思いで竿をたたんだ。

さすが離島、さすが利尻という釣果になった。島にはレンタカーやレンタル自転車などがあり、温泉や海の幸が食べられる食堂もある。ぜひ、離島での釣りを楽しんでもらいたい。【リポーター・藤本康隆=47】