太平洋側胆振方面のサクラマス狙いが盛況だ。11日の白老沖はべた凪で、遊漁船、マイボートなど多くの船が出ていた。午前6時、登別漁港から第11漁運丸(本間船長、【電話】0144・87・2228)に6人が乗船し、50分ほどの沖に向かった。晴れ、風は弱く、波1メートル。水深110~115メートルを狙った。

タナ30メートルから底は相変わらずスケトウダラが群れており、その上を狙いバケ、ジグで竿を振った。サクラマスは数匹釣れ、時間とともに90~100メートルでも狙えるようになった。ジグは底から手巻きで慎重に上げていたが、この日は食いが渋いのか巻き上げ時やタモ入れ寸前でバレることも多かった。

1人当たりの釣果は45~53センチ(1~2キロ)のサクラマス2~6匹、65~85センチのマダラ2~8匹。38~42センチのホッケ2~8匹、45~60センチのスケトウ30~40匹。バケ組、ジグ組ともに底からのサクラマス、マダラの引きを楽しみ、本間船長は「サクラマス狙いは今後も楽しめるでしょう」と話していた。【リポーター・竹鼻雅己=68】