北海道遊釣倶楽部の今年4回目の大会が22日、日本海の泊村泊漁港~積丹町島武意で20人が参加して行われた。ソイが連発して釣れるなど活気があり、優勝した大杉和洋さんは異魚種2匹身長+5匹重量で、日本海では高得点の1529点を稼いだ。当時の状況を、大杉さんに振り返ってもらった。

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私(大杉さん)が釣座を構えたのは、神恵内の大森海岸。無風、ベタ凪で、釣友の竹園さん、石川さんと3人で目的の岩場を目指した。私と竹園さんは潮通しの良いポイントを選択し岩場の先端付近に立った。無風、ベタ凪の影響か、魚の反応がない。そんな中、竹園さんは夜光のホッグ系ワームをセットし底付近を探ると早々にヒット。40センチ弱の良型シマゾイだ。

私は、なかなか魚の反応を得られないスロースタート。早い動きに反応がないことから、底付近をたたきながら探った。着底と同時にゴン! とアタリがあり、40センチ級のマゾイが釣れた。竹園さんとともに釣り場を転々と移動しながら、良型のマゾイやクロソイを追加した。

投げ釣りの石川さんは、良型マゾイを連発し、爆釣状態。明け方に岩場の先端部でアブラコを、竹園さんも43・7センチのアブラコをゲットした。私も20グラムのジグヘッドにシャッド系ワームをセット、昆布の上をスイミングすると44・8センチのアブラコが釣れ、高得点につながった。投げ釣りでソイをそろえた石川さんは、夜明けからロックスタイルにスイッチしアブラコを釣り上げていた。

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こうして、大杉さん、竹園さん、石川さんで1~3位を占めた。【リポーター・藤本康隆=48】

▽成績(2身+5匹) (1)大杉和洋1529点(2)竹園1504点(3)石川1478点(4)土本1472点(5)高橋1382点▽身長 土本衛アブラコ49・2センチ