モデルでツリジョの“つ~ちゃん”こと利水つばさが、千葉・相浜「松丸」(西藤裕船長=63)でシマアジ釣りに挑戦した。BS釣りビジョン「TSURI na KIBUN」でMCを務めていたが、シマアジ釣りのロケはシケで中止となり、今回が初めて。掛けても上げられる確率は5割ともいわれる難易度の高さと、強烈な引きがこの釣りの魅力。ワクワクが止まらないつ~ちゃん初挑戦の結果は?

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まだ薄暗い午前5時過ぎに出船。シマアジは目がいいとされ、まだ薄暗い朝イチが大型獲得の好機だ。「底まで落として、すぐに2メートル上げてコマセを振って、5メートルまで探る。これでいいんですよね?」。釣り方を確認すると、「実際に見たことがないので、どんなフォルムなのか楽しみ」とほほ笑んだ。

左舷胴の間の子どもに大物がヒット! 西藤船長は「オオカミの可能性もある!」と珍しく興奮気味。オオカミとは8キロ以上の通称だが結局、途中でサメに食われてしまった。水温上昇に伴い、サメの活性も上がっている。これも難しさの1つだ。この場所でつ~ちゃんのサオがしなることはなかった。

次は型こそ小ぶりだが、数が期待できるポイント。西藤船長の指示は、ハリス3号以下使用でタナは上から12メートル。「さっきは底からだったけど、ここは上からなんですね。なんでだろう?」と、素朴な疑問を口にするつ~ちゃん。ここでサオが弧を描く。「重い!」。だが、上がったのはフグ。「今日のファーストフィッシュはフグでした」とゲストにもニッコリ。その後もフグが続き、結果3連続フグ。「さすがに違う子に会いたい」。この願いに応えたのはウマヅラハギだった。

ゲストばかりでも釣りを楽しむつ~ちゃんに釣りの神様からのご褒美か、本命のシマアジがヒット! つ~ちゃんの初挑戦にテンビンや仕掛けなどを用意してくれた常連の白石英一さんが「ハリスが細いので、小さくてもタモ入れしましょう」とすくってくれた。上がったのは約300グラムの本命。「指示ダナが12メートルだったので14メートルまで落として、そこでしゃくってから巻き上げている途中でグンと来ました。アジだから口が弱いと思って即アワセをせず、ゆっくりサオを上げたら掛かりました」と説明し、「小さくても引きが強い。こんなフォルムなんですね!」と笑った。

この直後にもほぼ同サイズをゲット。初挑戦で本命2匹を上げた。「私の中でシマアジの基準ができたので、次はキロオーバーを狙いたい。それが釣れたら、次はオオカミに挑戦です。今日の大きさであの引きなので、キロオーバーとのやりとりを想像するだけで楽しそう」。手の届きそうな目標を立て、それをクリアしていくのが利水流だ。

西藤船長はこの日を「潮の流れ具合も良かったし、色もやや澄み加減。水温も15度で『今日はいいかも』と思ったけど、魚が口を使ってくれませんでした」とした。また、「水温低めのうちが大型を上げるチャンス。今日もサメにやられたけど、サメをどうかわすかも魅力の1つです。本当に上げるのが難しいけど、上がったときの喜びも大きいはず」と話した。

釣り人を魅了してやまない強烈な引きは、1度味わえばハマること必至。体験してみませんか?【川田和博】

■記者釣行 電動か手巻きか

朝イチのポイントで記者のサオが大きくしなった。サメが頭をよぎり、ドラグをキツキツに締めて電動で一気に巻き上げたが、途中でテンションが抜けた。回収するとクッションゴムのスナップが伸ばされていた。同所で再びサオ先がグンと引き込まれる。「電動か、手巻きか」で一瞬悩むと、その瞬間に外れた。今度は針がなかった。つ~ちゃんが本命を上げたポイントでは、海面まで銀色の魚体が見えたが、ビシをコマセカゴにいれた瞬間にバレた。「抜けばよかった…」も後の祭り。釣りの神様から見放されたのか、この日は結局ボウズに終わった。

▼相浜「松丸」【電話】080・1154・5283。出船午前5時、コマセ&氷付き1万1000円。第2&4水曜定休日。※詳細は電話でご確認下さい。