2024第2回ニッカン釣りちゃんカップが19日、横浜市の金沢八景「太田屋」で開催された。今回は、女優の太田唯をエサ釣りリーダー、モデルの利水つばさを全国的に流行し始めているルアー釣りのバチコン(バーチカル・コンタクト)リーダーとして、各9人が乗船した。午前7時30分すぎの開始早々、30センチを超えるメガアジ、40センチを超えるギガアジも釣れた。午前11時の沖上がりまで途切れることなく食い、全員がお土産を確保した。特にLT(ライトタックル)のエサ釣りは初心者でも楽しめる。まさに釣りの入門編だ。

2024第2回ニッカン釣りちゃんカップの参加者と利水つばさ(前列左から2人目)と太田唯(同3人目)で釣り開始前に記念撮影
2024第2回ニッカン釣りちゃんカップの参加者と利水つばさ(前列左から2人目)と太田唯(同3人目)で釣り開始前に記念撮影

★40センチオーバー

ドーンとサオ先が突っ込んだ。イナダでも食ったのかと思うような、大物の魚信(アタリ)が伝わる。釣りちゃんカップのエサ釣り組として右胴の間にいた児島靖男さん(53)のサオがしなる。40センチを超えるギガアジが取り込まれた。

ソフトルアーのワームを使ってジグヘッドで誘うバチコン組が、ひとしきりギガアジをヒットさせた後だった。

エサ釣りで最初にギガアジを確保した児島靖男さん
エサ釣りで最初にギガアジを確保した児島靖男さん

コマセが効いてきたのだろう。児島さんの後、右舷トモ(最後方)の黒坂肇さん(52)、黒坂さんの手前の細井惇平さん(33)と続けてギガアジを釣り上げた。

細井惇平さんはギガアジ3匹を含めて22匹を釣り上げた
細井惇平さんはギガアジ3匹を含めて22匹を釣り上げた

当たりのタナ(魚の遊泳層)に合わせてコマセを出し続ければ、20センチ前後を主体に数は伸びる。大型も交じる。

この日、佐野一也船長(52)が指示したのは底から3メートル。幸い潮も緩い。コマセを七~八分詰めた40号のアンドンビシが着底したらたるんだ道糸を巻いて、糸フケを取る。サオを大きくあおってコマセを出し、道糸を1メートル巻いて再度コマセを出す。さらに1メートル巻いて出したら、1メートル巻いて待つ。1~2分ほどしてアタリがなければ、仕掛けを回収して再度コマセを投入する。コマセにアジの群れが寄って食えば、チャンスタイムは続いた。中には50センチ刻みにコマセを出し、細かく集魚効果を図る人もいた。

★「面白かった」

左舷トモ3番目の芳賀正隆さん(23)は、釣り初挑戦。仕掛けを投入する前、唯ちゃん先生に直々に教えてもらった。それを実践し続けたら、20センチ前後の中アジを18匹も確保した。「面白かったので、またやりたいです」と笑顔を見せた。

エサ釣りリーダー太田唯(左)はアンドンビシにコマセを入れながら初心者の芳賀正隆さん(右)に釣り方を教える
エサ釣りリーダー太田唯(左)はアンドンビシにコマセを入れながら初心者の芳賀正隆さん(右)に釣り方を教える
エサ釣りリーダー太田唯(左)は初心者の芳賀正隆さん(右)のサオを手に釣り方を教える
エサ釣りリーダー太田唯(左)は初心者の芳賀正隆さん(右)のサオを手に釣り方を教える

左舷トモの石井昭夫さん(53)はギガアジこそ釣れなかったものの、33匹でサオ頭。「タナを守ってこっそり確保していました」と話した。エサ釣り組は数を伸ばして、楽しんでいた。【赤塚辰浩】

エサ釣りリーダーの太田唯もしっかりギガアジを釣りました
エサ釣りリーダーの太田唯もしっかりギガアジを釣りました
アジの活性が高くなって一荷釣りも数多く見られた
アジの活性が高くなって一荷釣りも数多く見られた

■釣り方アドバイス 一定ペースで巻く

◆エサ エサの赤タン(イカを5ミリ角程度に切って食紅をつけたもの)の真ん中に針を刺し、針先を出す。隠して刺すとしっかり針がかりしない場合がある。

◆仕掛けの投入 テンビンに絡ませないよう、最初に海中に入れる。

◆コマセ アンドンビシ(ビシ)またはコマセカゴに七~八分程度。海水でフヤけて目詰まりして出なくなったら、カゴを開けてそれを捨て、新しいコマセを詰める。

◆アジが掛かったら 少し手首を返して穂先の揺れと魚の重みを感じつつ、一定ペースでリールを巻く。慌てて速く巻き上げると、かえって針から外れやすい。

◆魚の取り込み 海面に見えたら、サオを立ててまずビシを回収。サオを置いてビシをコマセが入ったバケツに入れ、両手を空けてハリスをたぐる。獲物が掛かっている近くまで腕を伸ばし、ハリスをつかんだら、ヒジを曲げてハリスを上げながら、かがめた体を起こして船中側にひねる。


▼船宿「太田屋」【電話】045・782・4657。LTアジは午前船が6時半集合、7時15分出船。午後船は午前11時45分集合、午後0時15分出船。エサ・氷付きで6500円。1日通しの場合は9800円。このほかルアータチウオも午前6時半集合、7時15分出船。9500円。女性、子供は料金割引。6月からはマダコも出船の予定。詳細は要電話確認。

【東京湾でアジ釣りが楽しめる船宿】

▼千葉 勝山「宝生丸」【電話】0470・55・2777、保田「村井丸」【電話】0470・55・1121、金谷「光進丸」【電話】0439・69・2232または【電話】0439・69・2697、千葉寒川「小峯丸」【電話】043・222・6557

▼神奈川 川崎「つり幸」【電話】044・266・3189、山下橋「広島屋」【電話】090・8874・4624、新安浦「長谷川丸」【電話】090・6021・5919

※イサキとのリレー船や五目釣りで狙う場合もあり。使う仕掛けや出船時間、料金などは各宿で要確認