医療用のポータブル型骨密度測定器等を販売する日本シグマックスが昨年10月、47都道府県の男女(10~60歳代)計1200人を対象に行った調査で、骨密度検査が受けられる場所として「健康診断」を挙げた人が全体の27・9%に止まることがわかった。

調査では「骨粗しょう症」について、名前も症状も知っていると答えた人が61・5%、名前は知っているがどんな症状かは知らないという人が27・5%で、骨粗しょう症が「一定程度認知されている」とした。ただし年代別では60歳代が76%ともっとも高く、10歳代が44・5%、20歳代が54・0%と若年層では20~30ポイント程度低かった。

その一方、骨粗しょう症による骨折の連続が起きること(調査では「ドミノ骨折」としている)を知っている人は全体の24・6%に止まった。なお、骨密度を調べたり、検査を受けたりすることができる機会や場所を認知している人のうち、実際に経験のある人は、28・9%とこちらも低かったのが実情。

同社担当者は、「骨粗しょう症による骨折は、移動や食事、入浴など日常生活に最低限必要な動作への影響が大きく、高齢者ではそのまま寝たきりになるリスクがあります。また、骨折が1カ所起きるとそれ以外の場所も連続して起きる『ドミノ骨折』についても知ってほしい」とコメント。そのうえで定期的な骨密度検査の実施が大切だと強調している。