第100回全国高校野球選手権記念大会で初戦突破した金足農(秋田)が今日14日、大垣日大(岐阜)との2回戦に臨む。13日、兵庫・尼崎市内で行った最終調整で、最速150キロ右腕の吉田輝星(3年)がブルペンで約40球を投げ込んだ。

 秋田経法大付(現明桜)で93年春夏連続甲子園に出場した「秋田のレジェンド」小野仁さん(41=白寿生科学研究所勤務)が、激励訪問した。96年アトランタ・オリンピックにも出場した投手だけに、吉田や打川和輝投手兼内野手(3年)のブルペン投球を注視。「吉田くんの150キロの投球はうらやましい限り。秋田の環境で育った誇り」と絶賛した。吉田も「『自分のできることをやれば大丈夫』と言っていただいた。貴重な経験」と感謝した。