第108回全国高校野球選手権大阪大会(7月4日開幕)の4回戦までの組み合わせ抽選会が16日に大阪市内で行われ、センバツ王者の大阪桐蔭の初戦は7月12日、汎愛-箕面自由学園の勝者に決まった。主将の黒川虎雅(たいが)内野手(3年)は「勝ったことをプラスにしないとダメで、負けられないプライドもある。でも次に勝てる保証はない。実際に春の大阪も負けているので」と引き締めた。

春の大阪大会は準決勝の関大北陽戦でタイブレークの末、1-2で競り負けた。油断はなかったのか。苦い経験を必ず夏に生かす。「もう一度、足元を見つめ直してやろうと。しっかり謙虚にどこのチームよりも泥臭く、どこのチームよりも丁寧に勝ちにこだわってやりたい」と力を込めた。

西谷浩一監督(56)の母校でもある関大が、全日本大学選手権で54年ぶりに日本一をつかんだことも励みになっている。「(進学した)先輩たちも活躍している。自分たちももっと頑張らないといけない。刺激をすごくもらっています」。

甲子園史上初、3度目の春夏連覇への権利は大阪桐蔭だけが持っている。「夏に勝ってこそ本当のチームだと思います。大阪桐蔭の歴史に新たな1ページを作りたい。(春に)一番いい景色を見れたからこそ、夏もう一度、いい景色を全員で見に行きたい」。まずは2年ぶりの甲子園切符をつかみにいく。【佐藤妙月】