健大高崎(群馬)が東海大甲府(山梨)との接戦を1-0で制し、15年以来11年ぶりとなる夏16強進出を決めた。
唯一のホームを踏んだのは、主将の2番石田雄星外野手(3年)だった。5回1死一、二塁から、佐藤麻恩内野手(3年)の右前適時打で、二塁から一気にホームを陥れた。「まお(佐藤麻恩)を信じてスタートを切った」と決勝のホームを踏んだ。
反省点をすぐに修正した。3回2死一、二塁の場面で、左前打で二塁から本塁へ突入するも憤死。「コーナリングが思うようにいかなかった」と自身の強みであるコーナリングのズレを冷静に分析し、5回の走塁に生かした。
アルプスでは、前日の順延による急なスケジュール変更にも関わらず、早朝から応援団が駆けつけた。「自分たちは周りから『県外高崎』と言われることもありますが、群馬に住んでいて気持ちは群馬県民です。群馬に2回目の優勝旗を持ち帰りたい」と覚悟を示した。
ベンチ入り20人中群馬出身は5人。3回戦は石田の出身地、栃木の佐野日大が相手となる。練習試合を含め現在2連勝中と相性は悪くないが、相手がリベンジに燃えてくることは百も承知だ。「絶対に負けたくない。相手も盛り上がってくると思うので、自分たちの丁寧な野球で勝ち切りたい」と意気込みを語った石田。群馬の誇りを胸に、頂点を目指す。

