いよいよMLB2016年シーズン開幕が目前となるなか、メッツのエース、マット・ハービー投手が不可解な“医学的問題”を抱えていると、メディアやファンを騒然とさせる事態が起こった。
ハービーは開幕投手に向けて順調に調整を続けていると見られていたが、28日(現地時間)にチームが“ベースボールに関係しない医学的問題”があると発表したのである。この発表に際しテリー・コリンズ監督は肘に関連した怪我ではないと話したものの、詳細を明らかにしなかったため、どういった問題なのか、メディアなどの間で様々な憶測が飛び交うこととなったのである。
ハービーには2013年に右肘の靱帯断裂により、靱帯を再建するトミー・ジョン手術を受け、2014年にはシーズンを全休した経緯がある。昨年復帰し、自己最高の13勝を挙げ見事な復活を果たしたが、やはり再度の故障への不安は払拭し切れていないのだ。
それだけに監督が肘ではないと語ったものの、「何かはある」、「スプリング・トレーニング中にもう投げず、開幕投手を務められるかも疑問」といった声が番記者などから出たのも当然かもしれない。
そんななかデイリー・ニューズが30日付けでついに真相を伝える記事を掲載した。それによれば、ハーバーの膀胱に大きな血餅、血が凝固した塊があることがわかったという。決して深刻な病気などではなく、数日排出でき、回復が望めるのだとか。4月3日の開幕にも間に合い、先発できる見込みだとした。
大事ではなく、影響もほとんどないということで、皆ほっとしているといった状況である。これならば最初から詳しく発表していれば良かったのに、と思わないでもない。チームとしては大事ではないから発表しなかったのかもしれないが、それ故様々な憶測を生んでしまった側面は否めない。
ちなみにデイリー・ニューズによれば再発防止のため、ハービーはこれまで以上にトイレに行く回数を増やす必要がある、と語ったということだ。




