マーリンズのイチロー外野手(42)が7日、ツインズ戦に「1番左翼」で出場し、5打数2安打1打点、1盗塁で今季9度目のマルチ安打を記録した。メジャー通算2968安打とし、ピート・ローズの歴代最多4256安打に日米通算であと10、メジャー通算3000安打まであと32に迫った。チームは延長11回にサヨナラ負けしたが、イチローの存在感は抜群だった。
初回、7球粘った末に先発ディーンの速球をしぶとく右前へ運び、10回には6番手アバドのカーブを再び右前へ。対戦した3人の左腕はいずれも初対戦という珍しさだったが、イチローは「そうなんですか」と人ごとのように話し、「たくさん野球をやってきてるから、1回くらいはやってるかな」と続けた。
試合前には、マリナーズでメジャー年間最多262安打を記録した04年に打撃コーチを務めていた敵将モリター監督があいさつに訪れた。10回の二盗でメジャー通算504盗塁とし、そのモリター氏に並んだ。同氏は地元メディアに「同じチームで戦えて光栄だった」と当時を振り返った。
マ軍マッティングリー監督は「彼(イチロー)の準備と習慣は、若い選手たちには大事なお手本」と言う。存在感が一層高まる中で、いよいよ大記録へのカウントダウンに入る。



