アストロズ青木宣親外野手(35)が試合前「葬儀」に参加した。

 といっても選手や関係者に不幸があったわけではない。弔われたのはカルロス・ベルトラン外野手(40)のグラブ。

 今季は5月16日を最後に指名打者での出場が続いていたため、チームメートがジョークで葬儀を開催。本拠地スタジアム中堅付近に選手たちが集まり、ベルトランのグラブを弔う儀式を行った。青木も他の選手と同様に地面に片膝をつき、グラブの冥福!? を祈った。

 大リーグ公式サイトによると、スプリンガー外野手が打撃練習前、中堅にオモチャの墓石を用意。マキャン捕手がローブをまとい、神父になって祈りをささげたという。

 ベルトランは「こういうの大好きだよ。僕も楽しんだし、みんなも楽しそうだった。チームはこうじゃなきゃ」とご機嫌。

 ヒンチ監督は「ベルトランに外野を守らせることをやめようと考えているわけじゃないよ。今日、グラブは埋葬されちゃったみたいだけど」と話し、グラブ「復活」の可能性も示唆した。