3連勝で王手をかけていたドジャースがカブスに競り負け、対戦成績は3勝1敗となった。

 1-3と2点ビハインドで迎えた7回裏には、前田健太投手(29)が4番手として救援。1回無安打無失点と、今PSで4試合連続で完璧に封じた。

 まずは、先制ソロを放った5番コントレラスを3球三振。続く6番ラッセルを遊ゴロに退けると、最後は2打席連続本塁打の7番バエスを中飛に仕留めた。

 球数は10球。

 ドジャースは、今ポストシーズン初黒星。それでも、試合後の前田は「点差に関係なく、勝ち負けも関係なく、とにかく自分の任されたイニングをしっかり抑えることだけを考えてマウンドに上がりました。終盤追い上げてますし、悪くない雰囲気だったと思いますし、そんなに嫌な負け方でもなかった。気持ちを切り替えて、また明日頑張るだけかなと思います」と、前向きに振り返った。

 なお、第5戦は19日(日本時間20日)、同地でカブス・キンタナ、ドジャース・カーショーの両先発で行われる。