エンゼルス大谷翔平投手(23)は「8番DH」で先発出場。6回2死二塁の場面で申告敬遠で一塁に歩いた。

 敬遠されたのはメジャーでは初めて。

 この日は通算92勝を挙げ、ダイヤモンドバックス時代の11年には21勝を挙げ最多勝のタイトルを取った右腕イアン・ケネディ投手(33)と対戦した。

 第1打席は2回2死無走者、カウント1-2から外角150キロ直球に手が出ず見逃し三振。

 第2打席は4回2死一塁、フルカウントから150キロ高め直球を打って左飛に倒れた。

 2打数無安打で迎えた6回の第3打席。2死二塁の場面で、ケネディ-ビュテラのバッテリーは、大谷を敬遠することを選択。審判への申告制で、1球も投げることなく歩かせた。開幕からまだ2週間だが、メジャーで早くも警戒される打者であることが証明された。