27日(日本時間28日)に行われたエンゼルス戦で、6回3安打1失点3四球8三振と好投したヤンキースの田中将大投手について、同チームのアーロン・ブーン監督が称賛のコメントを残した。MLB公式サイトが伝えている。

 ブーン監督は田中について「ああいう彼の投球が必要だった。早いうちに速球を安定して投げられるようになり、非常にいい仕事をしてくれた。カッターも多少使っていたね。スプリットも良かった。そのあと救援陣に引き継いだが、今日は彼のピッチングが本当に必要だった。彼がマウンドに立ち、投球するのを見れて嬉しいね」と語った。

 この日の注目は、「4番DH」で出場したエンゼルスの大谷翔平投手との直接対決。結果は、田中が2打数無安打1四球2三振で制した。

 ブーン監督は大谷について「彼との対決は挑戦だった。速球をストライクゾーンの上に集め、スピードを落としたボールを下に集めることで対応した。だが、彼は見極めがいい。全体的に、我々は彼のストライクゾーンを避け、いい仕事をしていた。真ん中低めにボールが来たときの彼は怖いからね」と述べていた。

 試合は3−1でヤンキースが勝利。田中は6勝目(2敗)を挙げた。